赤ちゃん、ごめんなさい
タイトルの言葉は人間を代表して私が謝りました。
ありえない事件をテレビで見た。
妊娠中絶を行った後のおろした子供は
どう扱われているか考えたことはあるだろうか。
法律では妊娠12週以上でおろした子供は
きちんと埋葬されることが法律で定められている。
しかし、ある病院で12週以上でおろされた子供を
一般のゴミと一緒に捨てられていたことがわかった。
死んだ胎児をビニール袋詰めにして生ゴミと一緒に捨てていた。
このようなことを病院が行った理由は、
埋葬費を浮かせるため・・・。
12週たった赤ちゃんは手足も自由に動くようになり、
自分の指をくわえることもできるという。
その赤ちゃんを両親の理由により、
発達させる前に母体から出してしまう。
そして、胎外で生きるには未熟すぎる小さな赤ちゃんは息絶える。
その赤ちゃんが生ゴミと一緒に一般ゴミとして扱われていた。
このニュースを見て泣きそうになった。
12週たっていない胎児に対しては、
感染性廃棄物として扱われる。
自治体にもよるらしいのだが、
注射やガーゼなどと一緒に捨てることも可能ならしい。。
胎児を「ヒト」ではなく「モノ」として取り扱う・・・。
「ヒト」として扱われるか「モノ」として扱われるかは、
12週という境界線で決められている。
人の命の始まりと終わりの両方を司る病院だからこそ、
正常な倫理感を持って欲しい。
というと、正常な倫理感とは何かと問われれば
私も確定した答えは出せないが、
死んだ胎児をゴミと一緒に捨てることが
正常な倫理感の中で行われることではないということは絶対言える。